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神道について








  神道では、自然を尊び、その恵みに感謝し、祈りを捧げます。


  そういった積み重ねの中で生まれた『作法』や『しきたり』には、日本人の自然体で美しい感性が、よく表れています。


  日本は、古来より天皇陛下を中心とする万世一系の皇統、すなわち歴代の天皇陛下が、神(迦微(カミ))様へ祈りを捧げることによってお治めになり、築かれてきた国家です。


  わが日本文化の本質は、『神様をおまつりし、祖先に感謝し、祈りを捧げる事』を中心とする祭祀共同体といえます。


  現代にあっても、天皇陛下の『祈り』によって、われわれ日本人や日本国家は支えられているのです。日本という文明が始まって以来、この『祈り』が2600年以上も絶えることなく行われていることに、我々は感謝せねばなりません。


  神道とは、このような信仰形態を、他国から伝来した宗教などと区別するために、名付けられたもので、物の原理や教育・教化という意味で、「何の道」、「彼の道」、「パワースポット」などと考えるのは、外国式の概念と言えます。


  日本に暮らす上で、人間が備えるべき精神性の凝縮されたもの。

 それこそが、『神道』なのです。




神社について




潜龍橋




 神社とは、そこに住まう人々が祈りを捧げる空間、または神様をおまつりする建築物をいいます。


  したがって、祈りを捧げる清浄なる空間(神域)に入るには、日頃から心身を清浄に保つべき心掛けが、必要となります。


  そのような心情が、日本の各地域に神社を建立するきっかけとなり、それぞれの地域に合った『作法』や『しきたり』が形成され、日本独自の集合的な文化を育みました。


 そして、各地域それぞれの文化的多様性こそが、現代の日本人が享受している高い生活水準の礎となった事は、言うまでもありません。


 そこには必ず、「親から子へ」「子から孫へ」と、先人から世代を超えた価値観の共有があり、生命の共同体として、我々は、ご先祖や数多の先人たちと深く繋がっているのです。


 伝統文化を次の世代に残すという事は、今を生きる人々に与えられた重要な使命です。


 
松戸を繁栄させていく上でも、地域の文化である『松戸神社の祭礼』を、松戸に暮らす人々が一丸となって継承し、次の世代に永続的に伝えていくことが、何よりも大切なのです。



鳥居
 


参拝の作法




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